〜JDAM〜

oint irect ttack unitionの略でGPSと慣性航法装置による誘導を行う爆弾。
現在のJDAMは10メートルの円内に95%が命中する程度ですが今後許容誤差が3メートル程度にする予定です。
どうしてもレーザー誘導爆弾と比較すると命中率の低さが目立ちますが、アメリカの軍事衛星GPSのナブスター衛星よりデータを受信と慣性航法装置により誘導されるのでレーザー誘導爆弾のように悪天候化では使用できないという弱点はありませんしこちら側で誘導してやる必要もありません。GPSはカーナビのように、雪が降ろうが雷がなろうがどのような場所でも使用することができるのです。(当然トンネル内では使用できませんが飛行機はそんな場所を飛行したりしません)

GBU-31/B:Mk-84もしくはBLU-109等の2000ポンド爆弾にJDAM誘導装置を取り付けたもので、大型で装甲のある戦略施設に用いられます。

GBU-32/B:こちらはMk-83等1000ポンド級の爆弾にJDAM勇装置を取り付けたものです。

GBU-38:F-15Eに搭載は出来ないJDAMなのですが、その重さは7000ポンド(3178キログラム)を誇り、地上数十メートルの地下施設を粉砕することが可能です。B-2専用

1998年に正式化されコソボユーゴ紛争で主にB−2に搭載されて初めて使用され、価格が安価なことと使い勝手が良いことから今後広く世界的に普及される見通しです。

しかし、B-2で投下したJDAMは中国大使館を誤爆。これは狙って直撃したのが中国大使館であったわけで、JDAM自体が誤爆を引き起こしたわけではありません。「目標を選定する際の地図が古かった」と米国は主張しています。私には、何かしらの外交カードとして狙ったとしか思えませんが…

名称 GBU-31
用途 戦略施設攻撃
重量 2000ポンド(907キログラム)
全長 12フィート10.5インチ(3.91メートル)
直径 18インチ(45センチメートル)
翼幅 4フィート11インチ(1.49メートル)
弾頭 2000ポンド(907キログラム)Mk-84普通爆弾
誘導方式 GPS
最大射程距離 15海里(高高度)
単価 25000ドル(287万円)







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