〜近接航空支援〜

近接航空支援(CAS:Close Air Support キャス)
任務は単純。陸軍地上部隊の支援要請を受けて、指定された地域を空爆する事。
戦線付近に展開する敵軍地上部隊を爆撃するため「フリサイト」(同士討ち)に気をつけなくてはいけません。とは言うものの上空から見ても敵も友軍も区別はつかないため、ここはFAC(前線航空管制)の指示に従う事になります。FACにより発煙弾頭を装備したロケット弾が目標近辺に撃ちこまれ、それを目標にして爆弾やミサイルによる攻撃を行ないます。
もっとハイテクな方法ではFACやJ-STARSからデータを受信し計器やHUDに目標情報を視覚で分かりやすく表示されるという方法もあります。

このFACはベトナム戦争では最も危険な任務でした。なにせセスナのような機体で歩兵のライフルまで飛んでくる低空を飛行して攻撃管制を行なっていたのですから。この方法はいまでもOA-10やOV-10が引き継いでおり、必要とあらば自らも攻撃を加えます。

CAS任務につく攻撃機は任務の性格上低空を飛行する事から(さすがにライフルの弾まで飛んでくるような超低空には近寄りませんが...)大型口径の対空砲(AAA)や歩兵携帯/車載の短距離地対空ミサイル(SAM)が脅威になります。故に大型で非常に高価なF-15EがCAS任務を行なうという事はほとんどないでしょう。AH-64アパッチやAH-1コブラなどの対戦車ヘリコプターや、AV-8ハリアー、A-10サンダーボルト2等の攻撃機、そして戦闘機ではF-16ファイティングファルコンやF/A-18ホーネットが行ないます。湾岸戦争時、特にA-10のCASはイラク軍を恐怖で縮み上がらせました。

CASでの主目標は最前線に位置する戦車、装甲車、兵員輸送車そして短距離SAM、砲兵部隊等の直接的に脅威を与える戦闘部隊です。


対戦車ミサイル+無誘導爆弾
11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
兵装 AIM9 AGM65 AIM120 MK82 AAQ14 増槽 AAQ13 Mk82 AIM120 AGM65 AIM9
AGM65 Mk82 Mk82 AGM65
AGM65 Mk82 Mk82 AGM65
Mk82 Mk82
Mk82 Mk82
Mk82 Mk82

クラスター爆弾
11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
兵装 AIM9 CBU59 AIM120 CBU59 AAQ14  CBU59 AAQ13 CBU59 AIM120 CBU59 AIM9
CBU59 CBU59 CBU59 CBU59 CBU59
CBU59 CBU59 CBU59 CBU59 CBU59
CBU59 CBU59 CBU59 CBU59 CBU59
CBU59 CBU59
CBU59 CBU59

精密誘導兵器
11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
兵装 AIM9 GBU12 AIM120 GBU12 AAQ14 増槽 AAQ13 GBU12 AIM120 GBU-12 AIM9
GBU12 GBU12 GBU12 GBU-12



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